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DOCG スヴェレート

ブリケッラ農園のオーナー宮川氏がVal di cornia(ヴァル ディ コルニア地区)のワイン組合理事長を務めてから4年目に突入。その間、彼が挑んだことは我らが街スヴェレートのワインにDOCGの印紙貼付をすることでした。この計画が企画されてから、すでに2年経過しておりますが、そろそろ最終段階に入ったようですので、皆さまにお知らせいたします。本当は、もっと前にお伝えしたかったのですが、このDOCGの件では長い長いストーリーがあるのです。
ヴァル ディ コルニア地区はピオンビーノ・スヴェレート・サセッタ・サンビンチェンツォ・カンピリア マリッティマなどの街で構成されています。ワイン組合の会議でいつも議題に上がったことは、DOCGスヴェレートとDOCGヴァル ディ コルニアの違いでした。DOCGスヴェレートとなればスヴェレート以外の街のワイン製造者たちは納得がいかなかったからです。それでも宮川氏はDOCGスヴェレートに夢とロマンを抱き続けました。

DOCGとは保証付き原産地統制名称。1,980年に品質規定の最上級ワインとしてDOC(原産地統制名称)ワインの上に設けられたものです。熟成・アルコール度数・生産量などの規定に加え、ボトルの口の部分に印紙貼付が義務付けられます。キャンティーのワインは最もポピュラーなイタリアワインでボトルの口の部分に黒の雄鶏マークが貼付されていて、皆さんもよくご存知と思います。マークはこれからのお楽しみですが、スヴェレートのワインたちも あのように装飾されるのです。

組合会議で行き着いた結果を皆さんも知りたいですよね?
それは、また次回発表とさせていただきます。(多分夏ごろになると思います。)ここはイタリアですから、全てがスローライフなのです!
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by bulichellanippon | 2011-02-26 23:58 | 農園や近郊でのできごと

いのししと並んで走る

日曜日は あまりパッとしない お天気でしたが、知り合いを尋ねて友人たちと遠出しました。
同じトスカーナで暮らしているので気晴らしにと思いきや、大変な旅になってしまいました。
というのも、トスカーナの街作りは敵からの攻撃を防ぐために丘の上に集中しているからです。
道はご想像の通り、くねくねとした山道が続きます。
車に弱い私はすっかりバテてしましました。
その帰り道、マッサ・マリッティマからモンティオーニを通ってスヴェレートに向かう通りを走ることになりました。夜中は電灯もなく 真っ暗で、何か起こっても携帯電話が使えない森の中を通過する「けものみち」なのであります。私は暗くなると この道は通りません。今までにも車の真ん前を大鹿が横切ったり、いのししとぶつかったりする事故が幾度と起きているからです。いのししとぶつかって、いのししが死んでしまうと大変です。警察を呼んで事情聴取、車は壊れる、いのししは持っていけるのかと思えば警察のもとへ。散々です。

車の時計をふと見ると、まだ18時を少しまわったくらいでした。それでも雨が降ってきたせいもあり、周りは薄暗く人でもなく寂しい「けものみち」。
ふと左側を見ると、アスファルトの上を大きな犬が走っていました。大きな犬だなぁ。よく見ると、いのししです。
体長1mはあったでしょうか?大きい。しばらく一緒に走りましたよ!

いのしし狩りのチーフに今年のいのしし収穫の成績を尋ねました。
「200頭は見たな。でも、60頭しか獲れなかった。」
「いのししの頭は通常捨てると聞きましたけれど?」
「あれは、仕留めた人のトロフィーさ。今度、ブリケッラにも持ってこようか?剥製(はくせい)にして飾ってもいいし、食べてもうまいぞ!」
有機栽培をモットーとするブリケッラ農園と いのししの剥製は似合わないなぁと思いながら、でもヒゲをそってぐつぐつと煮た いのしし料理は、いつか…と想像した私でした。
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by bulichellanippon | 2011-02-25 00:50 | 動物

地方TV局がやってきた

「社会的な貢献をしている農園巡り」と題して地方TV局の人々がやってきました。
天候にも恵まれ、昼前から長テーブルの上に近辺で収穫されたばかりの青々とした ほうれん草やキャベツ、数種類のジャム・ハチミツ、農園のオリーヴオイルとワイン、今朝焼きたてのパンとスキアッチャ(ピザ生地にオイルと塩をかけて焼いたもの)、チーズやサラミ、パスタなどを並べました。
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農園のバンでワインを運んでやってきたステファノ。「いただきまぁす」とスキアッチャをかじってぱくり。そのまま消えてしまいました。
口をあんぐり開けている私を見て、オーナーは「ひっくり返せば見えないよ!」と籠の中のスキアッチャの頭とお尻をひっくり返しながら「ちぎって、ちぎって!」と私たちスタッフにもご馳走してくれました。
おいしい!作りたてのスキアッチャは かじると、オイルが染み出し塩加減も絶妙(書いているだけで口の中に香りが広がります)!「もうちょっとどう?」なんて、TV局の人たちが来た頃には無くなる!なんて心配しながら、ちょっとづついただきました。まるでネズミたちがかじったみたいでした。
社会的な貢献…とは?と思った方もいらっしゃると思いますので、少し説明させていただきます。
ブリケッラ農園は今までに日本の引きこもりの青年たちを援助したり、イタリアの服役者が社会復帰できるよう労働研修の場として共に働く環境つくりに協力してきました。
TV局の人々がやって来て撮影が始まりました。ワインを飲んだりパンをかじったり楽しそうでした。
地方TVの放送が楽しみです。
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おまけ:おなか丸出しのおじろです。
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by bulichellanippon | 2011-02-23 01:11 | 農園や近郊でのできごと

メルローの一年をおいかけて 2 グイヨー剪定法

メルローの一年をおいかけています。今日はグイヨー選定法についてです。
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写真:グイヨー剪定法

基本の剪定法は、くの字に曲がったブドウの木の枝を8本切る。切るときの注意は8本の枝のうち、4本は根元から切り落とし、残りの4本の根元に生えた2つの芽を残しながら枝を切ることである。このことは以前もお話ししました。
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写真:基本剪定法

それに加え、病気にかかったブドウの木の剪定方法があります。これはおもいきった方法で、くの字に曲がったブドウの木 自体を切り落とし、8本の枝の一本を選び、(7本はカットする。)その枝を軸として育てていくグイヨー法です。
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基本法とグイヨー剪定法で育つぶどうの芽の育ち方にも注目していきたいと思います。
グイヨー剪定法で残された新しい枝にも、かわいらしい芽が顔を出し、息づいているのが分かりますか?
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訂正:今年の復活祭は4月24日です。失礼いたしました。
農園オープンは4月からとなります。
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by bulichellanippon | 2011-02-19 23:42 | 有機栽培

サルシッチャ

昨日・今日と雨降りで花植えが うまく進みません。
昨日は雨が しばし止んだ午後5時に再びパンジーを植えました。
そこへ走るステファノを発見。「これからピオンビーノへ行かなきゃ。その後、義理の姉さんの所へも行かなきゃならなくて。モルガナ(ラブラドール)の散歩してくれる?」

ふたつ返事で犬の散歩を了解し、愛犬ゴールデンのレオとモルガナの散歩に出かけました。
この二頭、一緒になると何をしでかすか分からないヤンチャたち!
池の中にザブザブ入り、池の周りを猛ダッシュ。鉄砲玉というより、弾丸のように走りました。
なんとか無事に散歩終了。その後、事務所へ降りるとピオンビーノから戻ったステファノが。
「これからサルシッチャを作りに姉さんの所へ行ってくる。」
「サルシッチャ?私もいつか習いたいなぁ。」
「今から来れば?」
「よし、行こう!」

メモ用紙とペンとカメラを片手に、お呼ばれもしないのに車を出しました。
「ああ、いらっしゃ~い!」義理のお姉さんの家に着くと家族・親戚一同が 続々と集まってきます。
皆、エプロンをして腕まくり。いのししと豚肉をザクザク切り始めました。
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手前がいのしし肉で奥の肉が豚バラ肉、合わせて9.5kg。
c0226907_071726.jpgあら挽きにして、塩(肉1kgに対し30gの塩)・コショウ・つぶコショウ・白ワイン(目分量)をふりかけ、よくこねます。
「こんな感じかしら…」「塩が少ないんじゃない?」生肉をひょいとつまんで答えます。「もう、少し塩を加えましょう。」「あぁ、多すぎるわよ!」なんて言葉が飛び交います。
薪ストーブの上にフライパンを置いて肉を炒め始めました。いい香りが部屋中に…
「さぁ、味見してみて!」「…」「なにか、足りないわね。」「塩?」「塩は足りてるわ。」「コショウ?」「入れてみましょうよ。」「ああ、入れすぎよ!」コミカルな喜劇を見ているように面白い。
そこへ奥さんの用事で再び走り回っていたステファノがコニャックを持って帰ってきました。
「これよ。これ!」肉の上にコニャックをふりかけ、もみ込みました。








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塩漬けの豚の腸をきれいに洗い、機械を通して肉を詰め込みます。それから、10cmほどの適当な大きさのところで紐で縛り、針で穴を開けて出来上がり。おいしそうなサルシッチャができました。
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by bulichellanippon | 2011-02-17 23:46 | トスカーナで一番幸せな男

パンジー

c0226907_0582363.jpg 物思い・純愛・心の平和を花言葉にもつパンジー。
4月3月24日のパスクワ(復活祭)からオープンするブリケッラ農園を幸せのパンジーの花でいっぱいにしようと昨日から奮闘しております!
遊びに来てください!

訂正:4月24日が復活祭の日です。失礼いたしました。
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by bulichellanippon | 2011-02-16 00:58 | 農園の花たち

バレンタインデェイ

今日はバレンタインの日ですね。トリノの街もチョコレートと真っ赤なハートでショーウインドーが一面 愛で埋め尽くされていましたよ。
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愛情の交換ってとってもいいことだと思います。Ti amo. I love you. 愛してるの言葉もとってもいい言葉。
今日お伝えしたいのは、Ti voglio bene.です。この言葉は異性間だけでなく女性同士や男性同士、両親と子どもの間で交わされたりする日本語にはない言葉です。「あなたが元気でいてほしい、元気でいてくれることが嬉しい」からきた言葉で今では「好き」という意味合いで頻繁に使われます。
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by bulichellanippon | 2011-02-14 02:12

Tuscanio Bianco 2,010

2,009年のTuscanio Bianco品切れ御免。
2,010年の白ワイン まもなくボトリングされます!今はマイナス温度に設定されたタンクの中でお昼寝中です!
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タンクが冷たくて白くなっているのが分かりますか?この設定温度で香り高いブリケッラ農園の白ワインが生まれます。

*明日からトリノへ参ります。農園のミニ新聞は月曜日までお休みさせていただきます。
いつも拝見してくださっている方々、ありがとうございます。
月曜日にお会いしましょう。
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by bulichellanippon | 2011-02-09 23:04 | ビオ ワイン

まる子と おじろ

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まる子6歳
とっても聞きわけがよく自分の立場をわきまえている お姉さんねこです。霜が降りる前の晩は家の中に飛び込んできます。玄関の自分専用のベッドの上で朝までじっと動かず眠ります。

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おじろ年齢不詳(多分まる子と同じくらい。)
人懐っこく散歩にも同行する 甘えん坊のねこです。1年前にブリケッラ農園にやってきました。もう すっかり家族です。


 
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by bulichellanippon | 2011-02-07 23:44 | 動物

人生は

c0226907_23322215.jpg 「人生は重い荷物を背負いて長い坂を歩むが如し。決して焦らず諦めず ゆっくりと歩むべし。」徳川家康は こう言ったんだよ。

織田信長・豊臣秀吉の陰でひっそり耐え、自分の天下統一をじっと待ち、250年に及ぶ江戸幕府を開いた徳川家康の言葉は なるほどと うなづけます。
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by bulichellanippon | 2011-02-06 23:39 | HIDEの一声
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ブリケッラ農園に腰を下ろして 早6年。有機栽培のぶどう オリーヴ 野菜 果物に囲まれた生活の中で 心がビオになっていく そんな農園で起こるできごとを お伝えしたく 四苦八苦で取り組んでおります。


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