恕(じょ):人が自分にして欲しいことを相手にしてあげること。

皆さん、お元気でいらっしゃいますか?長い間、ブリケッラ農園ミニ新聞をお休みしてしまいました。その間、たくさんの方がブログの訪問をしてくださったようで心より感謝とお詫びを申し上げます。
私事なので農園の記事とは関係ありませんが、どうして長期間ミニ新聞を書くことができなかったか、その訳をお知らせするべきではないかと思いました。
2,011年3月11日の大地震・大津波・原発の問題、それに苦しむ東北の人々…自分には何ができるのか、この問題は長期戦になるだろう。いつか必ず自分にできることがあるはずと考えていた矢先に自分が関節リューマチであることが判明しました。分かったといっても検査結果がでたのは、つい最近。その間、わけの判らない辛い痛みに苦しみ、医者を転々としました。日本でも同じだと思いますが、それぞれ専門医がいて、訪問先を間違えると無駄な時間と費用がかかります。5分間の診察で150ユーロもかかったこともありました。
両手が動かなくなったとき、東北の人々の力になるどころか、自分のことも満足にできないことに腹が立ちました。そして、2ヶ月の間、カメラからもインターネットからも離れてしまったのです。祖母が同じくリューマチで両手がバナナのように曲がり変形したのを思い出しました。私の中のリューマチに対する知識が鈍く、これからどうなってしまうのか将来に不安を覚えたのも確かです。
ブログの訪問をしてくださった方が、どんな事に興味があるのか…ブドウの成長や農園の動物たちのこと、あるいは農園で起きる些細なできごと…。この2ヶ月、色々なことをカメラに収めることができませんでした。申しわけありません。
今までは人に頼らず何でもできることはやってきました。力持ちで重いものも運べました。今は無力です。
そんな私をサポートしてくださったのはHIDEでした。私に恕という言葉をプレゼントしてくれました。
恕(じょ):人が自分にして欲しいことを相手にしてあげること。
相手が嫌だと思うことはしないこと。

私には、まだまだ学ぶこと・挑戦することが たくさんあります。それは人間関係においても同じこと。関節リューマチで出来ないこともありますが、それにより もうひとつの道や考え方を生み出すこともできるはず。そして、農園のミニ新聞を少しずつ発行すること。今回2ヶ月も記事を載せなかったにも関わらず、ブログを開いてくださった皆さんに感謝して、これからも読んでくださる方が、少しでもホッとした気分になれるように記事を書いていきます。
[PR]

# by bulichellanippon | 2011-07-10 01:30 | HIDEの一声

いいとこどり

夕べはホタルと散歩した。
私の“たなごころ”にホタルは羽を下ろし、数回 光を放ち飛んでいった。

今朝は池の側でトントントンと地べたを揺るがす音に振り返ると、足長の野うさぎが中腰で立っていた。
しばし見つめあったけれど、そのままブドウ畑のほうへ走っていってしまった。
愛犬レオが追い掛けていったけれど、到底 敵うはずがない。

どうして私は人間に生まれ、ウサギはウサギに生まれたのだろうか?
私はなぜホタルではなかったのだろう。
自然界はとても自然で、人間の世界ほど複雑ではないはずなのだ。

HIDEは言った。
いいとこどり。
いいとこ鳥?
人間のいいところだけとって生きること。
相手のいいところを探して、いいところと付き合う。向き合う。
いいとこどり。
[PR]

# by bulichellanippon | 2011-05-04 23:06 | HIDEの一声

Gatto nero クロネコ

海の街サンビンチェンツォの とあるバール、名前はGatto nero(クロネコ)。
そこで私のブリケッラ農園の野花の写真展は開かれています。
先日の金曜日には農園のワインのテイスティングも野花に囲まれて行われました。
三週間ほど写真展を行います。お近くの方は是非 お訪ねください。
今週の金曜日もテイスティングを開催。お待ちしています。
c0226907_015696.jpg

[PR]

# by bulichellanippon | 2011-05-03 00:00 | 農園や近郊でのできごと

メルローの一年をおいかけて

c0226907_23343658.jpg


c0226907_2344436.jpg
三月二十八日からの日本滞在はニ週間でした。その二週間の間にブドウの芽は出てこんなに大きくなってしまいました。今もグングン茎を伸ばしています。出芽の写真は前年の写真が掲載されていますので、そちらをご覧ください。
[PR]

# by bulichellanippon | 2011-05-02 23:40 | 有機栽培

ホタル

昨晩、壁の光は消えた。

数日前に母屋の壁を 照らす光に導かれ
暗闇の中 光の方向へ歩んで行くと、それは小さなホタルが体から発するものだった。
またホタルの季節になったな。嬉しくて、しばし 一匹のホタルを見つめた。

次の日の晩になると、ニ匹のホタルが果物畑を遊泳していた。
もう少ししたら、たくさんのホタルたちの光でいっぱいになるだろう。
母屋の壁の一点は、再び一定のリズムで照らされていた。
どこにも行かず、壁だけを照らしている。

次の日になると、たくさんのホタルが果物畑を その光で照らしていた。
母屋のホタルは少しだけテンポを変えて それでもなお壁を照らし続ける。
明日もまた会えるかな?

その思いは伝わらなかった。

次の晩、壁の光は消えてしまった。

今晩はホタルたちが農園の中を あちこち遊泳している。
群れをなして たくさんのホタルが光をはなす姿は見事である。
それでも思う。あの壁のホタルにもう一度会いたいと。
[PR]

# by bulichellanippon | 2011-04-28 00:45 | 動物
line

ブリケッラ農園に腰を下ろして 早6年。有機栽培のぶどう オリーヴ 野菜 果物に囲まれた生活の中で 心がビオになっていく そんな農園で起こるできごとを お伝えしたく 四苦八苦で取り組んでおります。


by bulichellanippon
line
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31