タグ:ブリ農園の動物たち ( 10 ) タグの人気記事


たわし

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僕は、たわしではありません。ハリネズミの子どもです。ブリケッラ農園で生まれました。お母さんはいません。兄弟は3匹。でも、1匹は動かなくなってしまいました。病院に連れていけば治るかなぁ。それとも、お母さんのところへ逝ったのかなぁ。時々、道端に転がっている僕らは、たわしではありません。僕らは、ハリネズミです。


自然が、そのまま残されている場所にだけ生息すると言われているハリネズミ。ブリケッラ農園は、彼らに選ばれた場所なのだと感激しました。お母さんがいなくなってしまったことは残念で、彼らが自力で生きていってくれることを期待します。祖父は以前、道端にひかれていたタヌキを見てこう言いました。「道に出てくるなんて危ないな。」12歳の私は、こう答えました。「彼らの場所に人間が道を作ってしまったんだ。」
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by bulichellanippon | 2011-07-17 23:28 | 動物

ホタル

昨晩、壁の光は消えた。

数日前に母屋の壁を 照らす光に導かれ
暗闇の中 光の方向へ歩んで行くと、それは小さなホタルが体から発するものだった。
またホタルの季節になったな。嬉しくて、しばし 一匹のホタルを見つめた。

次の日の晩になると、ニ匹のホタルが果物畑を遊泳していた。
もう少ししたら、たくさんのホタルたちの光でいっぱいになるだろう。
母屋の壁の一点は、再び一定のリズムで照らされていた。
どこにも行かず、壁だけを照らしている。

次の日になると、たくさんのホタルが果物畑を その光で照らしていた。
母屋のホタルは少しだけテンポを変えて それでもなお壁を照らし続ける。
明日もまた会えるかな?

その思いは伝わらなかった。

次の晩、壁の光は消えてしまった。

今晩はホタルたちが農園の中を あちこち遊泳している。
群れをなして たくさんのホタルが光をはなす姿は見事である。
それでも思う。あの壁のホタルにもう一度会いたいと。
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by bulichellanippon | 2011-04-28 00:45 | 動物

アフリカ羊のゴウと赤ちゃん

c0226907_20413079.jpgアフリカ羊のゴウがこんなに立派になりました!写真右:現在のゴウ
写真左:息絶えかけた生まれたばかりのゴウ(2,009年4月14日生まれ)

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アフリカ羊につきましては、だいぶご無沙汰をしてしまいました。というのも、かれこれ1年前になりますか、私が怖~い思いをしたからです。

1年の間にアフリカ羊もメンバー交代がありました。当時のボス、ホッパーも今では不在。ご近所の方に当時よりいたメス ジュデッタとともに譲りました。
現在の群れはゴウを筆頭に5頭のメスで構成されています。私が名付けたメイも健在です。
昨日、羊小屋から奇妙な鳴き声が聞こえましたので1年ぶりに勇気を出して小屋に入りました。小屋に入るとなんとも かわいい羊の赤ちゃんが飛び出してきて私の周りをピョンピョン飛び跳ねるではありませんか。なんと かわいらしい。鳴いていた原因は、ご飯を食べに赤ちゃんのもとを離れた お母さんを探していたのでした。お父さんは、もちろんゴウ。ゴウのかわいい赤ちゃんを見ることができました。
c0226907_033325.jpg写真:2,011年2月25日生まれの赤ちゃん
私に恐怖を与えたのは、ホッパーでした。彼の角は硬かった。今も あの情景がよみがえってくるほどです。あの時もちょうど赤ちゃん誕生で小屋に入ったときの出来事でした。お腹をすかせたメス(メイ)が、二本足で立ち上がりオリーヴの葉を食べ始めました。アフリカ羊はオリーヴの葉が大好物。地面に近い葉は食べつくされ、立ち上がらないと届かない高さに葉はありました。
メイの頭の高さにひょいと枝を曲げると、メイは喜んで食べ始めました。それを見ていた群れが、あっと言う間に私の周りを取り囲み…最初は、かわいいなと思った私でしたが、ずっと枝を支えるわけにもいかず 一瞬、手を離しました。すると、私のお腹辺りでカチカチと音がするのです。なんだろうと思って見ますと、ホッパーが「もっとくれ」というように角で私をグイグイ押しているでは ありませんか。カチカチと音がしていたのは、首から提げていたニコンのカメラを角で小突いていたからでした。


「これは困った。まだ欲しいらしい。」私はまた枝を曲げて羊たちに葉を与えました。ところが枝の葉がなくなると、カチカチと音がする。ホッパーがグイグイ あの角で小突いてくる。「こんなことをずっとは続けられない。小屋から出たい。でも、絶対に後ろを向いてはダメだ」と心の中で考えました。「ニコンのカメラがダメになるかもしれない。でもカメラが防御になってくれている。」
その日たまたま持っていた携帯でスタッフを呼びました。でも、電波がないカンティーナで働いていたスタッフたち、目と鼻の先の出来事であるのに誰にも気づいてもらえない。なんと恨めしいことか。
そうだ、羊担当のアリはトラクターに乗っているかも。すぐにアリの番号を探しました。そうしている間もホッパーの反撃は止まりません。やっと、アリに連絡が取れ、羊の群れから開放された時の安堵感。それ以来、小屋にも近づけずにいました。でも、ゴウはとっても優しい。そういえば、ホッパーの攻撃にも無言で耐えておりました。
今は5頭のメスと生まれたばかりの赤ちゃんと暮らしています。
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by bulichellanippon | 2011-03-01 20:45 | 動物

まる子と おじろ

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まる子6歳
とっても聞きわけがよく自分の立場をわきまえている お姉さんねこです。霜が降りる前の晩は家の中に飛び込んできます。玄関の自分専用のベッドの上で朝までじっと動かず眠ります。

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おじろ年齢不詳(多分まる子と同じくらい。)
人懐っこく散歩にも同行する 甘えん坊のねこです。1年前にブリケッラ農園にやってきました。もう すっかり家族です。


 
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by bulichellanippon | 2011-02-07 23:44 | 動物

トスカと真冬のブリケッラ

トスカの別荘から拝む真冬のアグリツーリズモ ブリケッラ農園。西日を浴びてぶどう畑が黄金色に輝きます。
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トスカも元気いっぱいです!

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by bulichellanippon | 2011-01-27 23:12 | 農園や近郊でのできごと

ふと振り返る 2

c0226907_8492679.jpg 今日土曜日はポカポカ陽気で16℃。
アイスクリームが食べたくなって、COOPのアイスクリームコーナーをのぞいてみました。
目に留まったのは2枚のクッキー生地にバニラとチョコレートが二層になって挟まってるアイス。
このタイプ、バニラもチョコも楽しめて一石二鳥。私の大好きなアイスクリームなのです。
でも、なんだかレオとモルガナを見ているよう。

写真はレオ5ヶ月、モルガナ半年の頃のもの。レオはモルガナを食べてしまってます!
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by bulichellanippon | 2011-01-16 09:04 | 農園や近郊でのできごと

MERRY CHRISTMAS

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MERRY MERRY
Christmas
聖なる夜にジュズが生まれました。
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by bulichellanippon | 2010-12-25 06:21 | 農園や近郊でのできごと

今日のレオ

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今日のオリーヴの収穫作業終了後。ピックアップ・トラックの荷台から、レオの走りのショットを一枚。普段は甘えん坊でおとなしそうに見えるレオ。でも、走ると ものすごく速いのですよ。馬のように走ります。
ひとしきり走って 家に帰りましたら、疲れてスヤスヤ寝てしまいました。
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by bulichellanippon | 2010-11-20 07:54 | 動物

ブリ池の仲間

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農園民宿は今年から冬季休業。来年の復活祭までお休みになり、今日・明日はオリーヴの収穫もお休み。月曜日もイタリアの祝日で、3日間の休日となります。農園には誰もいません。とても静かです。

ブリ池には、ピオンビーノから飛行してきた新しい仲間が暮らし始めました。絶滅の危機にある保護種だそうです。カモとも仲良くなり、一緒に泳いでいます。
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by bulichellanippon | 2010-10-31 06:59 | 動物

アフリカ ひつじ

c0226907_0202460.jpg2008年12月29日ピックアップ・トラックの荷台に揺られ、可愛い二匹のアフリカ羊のジュデッタとメイはやって来た。箱入り娘さながら、わらが敷かれた小さな宝石箱の中に寄り添って座っていた。ふたを開けるとメロディーが聴こえてきそうなほど、まるでオルゴールの中の小さなお人形のように丸い目をしっかり見開き、瞬きもしないまま二匹の羊はしっかり体をあわせて、時々、小さくメーと鳴いた。チョコレート色の短い毛をまとい、まるでヤギと間違えてしまいそうである。
なかなか箱の中から出ようとしない羊を後からやって来たステファノが出した。なんと2匹ともまるまる太ったおデブちゃん。おや、待てよ。なんとも箱入り娘の妊婦さんでは???春には5匹になっているかもしれない。
明日はいよいよ雄ヒツジがお隣のスイス人のお家からやってくる。スイスからやって来るアフリカ羊?である。
次の日近所に住むスイス人の飼い主オスカーに抱かれ雄羊ホッパーはやって来た。これまた可愛い2つの立派な角を持った羊である。この子もまたチョコレート色である。日が当たってシルエットになる、お尻、足の部分が黒い。
ホッパーは1日隔離された。そうすることでメスと仲良くなるという。
次の日ピックアップ・トラックの荷台に3匹を乗せ、トスカの待つ山の別荘へ。
トスカは小さなお客さまに初めて会った。
小さくて可愛いこの3匹のお客さまにまず、足蹴りで挨拶した。
噛まれると思ったらしい。小さなお客さまは、逃げると思いつつ、3匹でトスカに突進していった。小さくとも束になれば、大きなトスカもただただ逃げるばかり。
トスカの寂しさを紛らせるために連れてきた3匹のアフリカ羊。そのうち仲良くなるだろう。そう祈るばかりである。
スイス人のオスカーは夕方4時頃やって来ては、しばらく羊たちの様子を見て帰る日課を繰り返した。それは、彼が母国に帰る前日まで続いた。
1月14日、久しぶりにトスカと3匹の羊たちに会いに行く。トスカは興奮状態。羊たちを追い掛け回し、まるで受け入れない様子が伺えた。
次の日の訪問では、トスカに近づく3匹の羊たちを発見!羊たちは仲良くなりたいようだ。トスカはヒツジ語を勉強しなければ!と言った語学堪能のバルバラの言葉がよぎる。動物語は共通と思っていた私の頭をゴツンとやられた気がした。鳥だってそれぞれ言葉があって共通語はないのかもしれない。トスカよ、ひつじ語を理解する日が君にきますように。

2月21日。跳びまわる羊たち。まるで血がたぎったようにジャンプジャンプジャンプ。
さすがアフリカの血が流れている。体の中で血が踊っているかのよう。

3月23日の身体検査。どうやら、1頭妊娠したらしい。大きいほうのジュデッタだ。下からお乳をおぞくと、もう大きくはっているのが判る。お母さんの支度がだんだん整っているようだ。
新しい命が宿っている。元気に生まれてきてね。
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by bulichellanippon | 2010-01-12 00:15 | 動物
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ブリケッラ農園に腰を下ろして 早6年。有機栽培のぶどう オリーヴ 野菜 果物に囲まれた生活の中で 心がビオになっていく そんな農園で起こるできごとを お伝えしたく 四苦八苦で取り組んでおります。


by bulichellanippon
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